【Açores】ときどき起こる不思議現象
3年ほど前に、Açores ( アソーレス諸島 ) に住んでいたときに、突然、水が止まる というハプニングが起こったんだけど、そのときにちょっとした不思議現象があった。
水が止まったのは夜中で、朝になっても全然出ないから、エントランスのセキュリティスタッフに聞きに行ったら「水道管が壊れた」と。
業者もまだ来てないとのことだったから、とにかく部屋に戻って待つしかない。
部屋に戻ってからふと思ったんだけど、私の部屋だけじゃなくて、アパート全体の水道管の栓を閉めているから私以外の他の部屋も水って出てないはず!
なのに誰1人として部屋から出ている様子もなく、騒いでいる様子もない。
物音もしなくて静かすぎるほどで、失礼ながら「みんな生きているのかなぁ」と心配になるほど。
Açoresではときどきこんな不思議現象が起こる。
日本では何か急なハプニングやトラブルがあると「どうしたんだろう?」と何かしら行動を起こすと思う。
だけど、Açoresではそれが全くない。
いくらポルトガルが穏やかな国柄と言ってもここまではさすがすぎる!
「そのうち出るだろう」的な感じなのだろうか・・・。
慌てず騒がずで落ち着いていて、日本人の私は出たり入ったりと騒がしかった。
見習わないとなぁ。
水はけっきょくセキュリティスタッフに原因を聞きに行ってから1時間もしないうちに出るようになった。
これもまた突然で、水道管から水が流れる音がしたから試しに蛇口を回したら水が出た。
「業者がいつ来るか分からない」と言っていたけど、意外と早かった。
国が違えば対応も違うけど、ポルトガルは基本言われたことはきっちりこなすので心配はない。
だけど、穏やかな性格なので時間はゆくりな人が多いのだなぁと改めて思ったし、逆に落ち着くすぎて驚く。