Diário de Aya

マデイラ島とアソーレス諸島での暮らし。日々のこと。

日曜日の朝の散歩



前までは日曜日ってゆっくり起きてダラダラっと過ごしていたし、日曜日だからそれでいいと思っていた。


ポルトガルって日本と比べたら、普段もゆるっとしてるんだけど、日曜日はもっとゆったりしてる。



Madeiraで観光客の多いFunchal ( フンシャル ) のメインでも日曜日が休みのカフェとかお店も多くて、けっこう日曜日の朝はゆっくりしている人が多い。


だから私もゆっくりしてて8時とか9時頃に起きてた。


だけど、昨年の10月中旬に Açores ( アソーレス諸島 ) の São Jorge ( サン・ジョルジェ島 ) に農家さんのお手伝いをしに行ってから早く起きるようになった。



「農家だから朝が早いから」とかいうわけではなくて、本当にやりたかったことを思い出してそれに向けてしっかりと時間を作っていきたいと思ったら生活習慣がガラッと変わった。


平日と土曜日は5時に起きて、日曜日はちょっとゆっくりめの6時に起きる。



最近気づいたんだけど、日曜日も朝早く起きる方がけっこう時間にも心にも余裕ができてゆっくり過ごせる。


心に余裕があるから「フレッシュな空気の中、気の向くままに散歩に行こうかな」ともなってくる。



平日もなるべく朝に散歩をするようにしてるんだけど、作業もあるから時間を決めて直接行きたい場所に行くという感じ。


だけど日曜日は目的地は一応決めて歩きながら「通ったことのない道を通ってみよう」といろいろ散策しながら目的地に向かう。


先週の日曜日の朝の散歩は「いつもの海へ行ってゆっくりしよう!」と決めて心の赴くままに目的地へと行ってみた。


そしたら新たな発見や風景が見えて、ワクワクしっぱなし。


1度だけ通ったことがある道なんだけど、切田製麺所の手伝いに行く日に時間ギリギリだったから近道として通った道。


そのときは急いでいたから、周りを気にせずにただ黙々と歩いていただけ。


先週の日曜日は心にも時間にも余裕があるからなのか、前に通ったときよりも違って見える。


Funchalの街ではあちこちでジャカランダが咲いて散り始めている。



私が通った路地裏の入り口にもジャカランダの花びらが落ちていて、よけいに前よりも違って見えたのかもしれない。


路地裏を進んでいくと「こんな店あったんだ!」と気づかなかったお店にも出会った。



日曜日だから休業だったけど、看板がおしゃれなハンドクラフトのお店。


こんな目につきそうな看板をよくぞ見落としていたものだ・・・。


また先に進むとおしゃれなカフェもあった。



前通ったときは本当に気づかなかった。



上はホテルになっているみたいで、カフェの隣にホテルの入り口もあった。


カフェ利用だけでも今度してみようかな。


写真では分かりづらいけど、中はナチュラルテイストでおしゃれだった。


海に行く前になんだか久しぶりに大聖堂に行きたくなったから寄り道。


Funchalのメインにある Sé do Funchal ( フンシャル大聖堂 )。




Funchalのランドマークと言っても過言ではない大聖堂。


クリスチャンではないけど、この大聖堂にたまに入りたくなる。


日曜だからなのか、今まで見たことがないキリストの絵が飾ってあったんだけど、この絵がまたすごく神秘的に見えた。



絵の周りとか祭壇には白いバラも飾られていて、より一層神聖さが出ていた。



祈り方とかわからないけど、静かなこともあってすごく落ち着く。


たまにはこういうのもいいかもね。


ちょっと大聖堂に寄って落ち着いたら、目的地の海へ。


この日はいい天気だったから海にいるととっても気持ちがいい。


軽く食べれるようなサンドを作って持ってきたので、朝ごはんというかブランチは海で食べる。


サンドは夜に豆と一緒に炊いたご飯をサンド。



炭水化物と炭水化物を合わせるのは美味しい!


なんだか贅沢な時間を過ごした気分で朝から気分が良い。


日曜日の朝はゆっくり起きるのもいいけど、朝早めに起きるのも贅沢な時間が過ごせていいかも!